結婚式の礼状と招待状

結婚式の挙式や披露宴の招待を行うとき
まず招待する予定の人たちに対して、
・結婚を決めた
・近いうちに招待状を送る
という内容の文章ををあらかじめ送ると良いでしょう。
その際、主賓や媒酌人には手渡しで招待状を送ります。
招待状の差出人として。
一般的には新郎新婦の両方の親とするのが通例とされてきましたが、
最近では結婚する二人の名前で出すということも多く行われています。
また、新郎新婦の友人主催の二次会パーティー。
ここではその幹事(新郎新婦の友人)を差出人として招待状を送るのが良いでしょう。
招待状を贈る時期。
挙式や披露宴の場合は2ヶ月前に出すようにします。
遅くても1ヶ月半前には発送しましょう。

招待状の文面として。
どの人が差出人かによって異なってきます。
普通は次の事項について書くことが多いようです。
・結婚するのがどの人とどの人なのか
・媒酌人がいる場合はその人の名前
・挙式や披露宴の日時、会場とその所在地や電話番号
(案内図は別紙で添えるなどします)
また、出欠に関してに回答期限、会費などを書くのが一般的です。
結婚の報告を行う礼状ですが、中には挙式や披露宴に出席できない人もいますので、
挙式や披露宴から数えて一ヶ月以内に出すと良いでしょう。
結婚の事実にあわせて二人の今後の親交をお願いしたり、
これまでの謝辞を入れるのが通例です。
結婚後のお礼の文章について。
お礼の文章に加えて近況報告なんかを行います。
新郎と新婦どちらの知人や友人にも出せるよう、
二人の連名で手紙を作成することが多いですね。

退職時の礼状

長年勤めた職場を後に退職する、、。
きっといずれは誰にも訪れること。
こんなとき。
今までお世話になった人たちに対して
感謝の意味もこめながら礼状を送るのはいかがです?
退職時の挨拶状で大切になってくるのは、
・どこの会社を退職したか
・いつ退職したか
基本的にはこの2点です。
その他にも勤続何年であったかとか、
支社であれば支社前も記入すると良いでしょう。
礼状のまとめとして,
・今後どのような人生を送ってゆきたいか
という事を書くと良いでしょうし、
古職場でお世話になった人たちへの感謝の気持ちを一言添えておくのといいですよね。

礼状を書く際のポイント。
在職の際に印象深かったエピソード/思い出。
これらを掘り起こしすぎて文章を長くしないように気をつけます。
書きたいものを簡単に書いた後。
仕事の関係者に対してはお礼の気持ちと今後のお付き合いなどを願う内容の文面にしておくといいですね。
仕事でお世話になった人に対しての例文ですが、
「拝啓 春暖の候 ますますのご清祥をお慶び申し上げます。
このたび長年勤めた職場を退職することになり、、、、
在職中はご厚情などをいただくことも多く大変感謝しております。
お付き合いのあった皆さまには今後とも更なるお付き合いのほどをよろしくお願い申し上げます。 
敬具」

また、同僚への礼状として。
「木枯らしが舞う季節になり、
だんだんと気温も下がってきた此の頃ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
忙しいなかを私のために送別会まで開いていただき、
その上贈り物までいただきまして嬉しい気持ちにでいっぱいです。
季節柄くれぐれもご自愛くださいますように。」

こうしたものが一般的ですね。

入学祝の礼状

入学祝ですが、親しい人のお子さんの入学が決まったときは、
遅くても入学式の2〜3週間前には入学祝を贈るといいでしょう。
入学祝については通例、身内で祝うものなので、
特別に親しい場合を除いては入学祝いを渡す必要はないようです。
入学祝の品物を決めるとき。
さあ何を贈りましょう。
これから始まる新しい環境を考え、必要になりそうなものを想像します。
贈るものを決める際には他の人からのものとダブらないようにするため
にもあらかじめ要望を聞いておいても良いでしょう。
現金を送る場合は通常、5000円から10000円ほど贈られているようです。
品物の際は無難な図書カードや商品券なども好きなときに使えて
喜びもあるといえます。ランドセルや机などはパパ・ママ、
おじいさん・おばあさんなどが贈っている可能性がありますね。

入学祝に対する返礼ですが、本来子供は収入がないので
お返しは必要ないとされています。
どうしてもという場合は礼状に子供自身の言葉を添えて、
表書きは「内祝い」として子供の名前を書いてお返ししましょう。
子供に礼状を書かせるわけですが、字がかけない場合もありますね。
こういう場合は電話で感謝の意を伝えるようにするといいでしょう。
後日あわせて親からの礼状を送るようにします。
入学祝のお礼状の書き方のポイント。
●入学祝をいただいたらなるべくすぐにお礼状を送ること
お礼状の内容として、
●まず時候の挨拶から始めること
●感謝の内容をこめること
●本人の喜びの様子なども書いておく
↑ こんな感じがいいですね。
また親の名前だけではなく入学する子供の名前も忘れずに書いておくことです。

Copyright © 2007 礼状の書き方と礼状の例文